WordPressのメール送信機能(wp_mail関数)でReturn-Pathとenvelope-fromを設定したい

最終更新日

WordPressのContact Form 7プラグインなどでメールを送信する場合、wp_mail関数経由でPHPMailerが利用されます。

この関数は簡単にメール送信できて便利なのですが、そのまま使うと ユーザーが指定したFromアドレスに関係なくReturn-Pathとenvelope-fromにサーバーデフォルトのホスト名などが設定されてしまいます。

迷惑メールの判定のSPFはenvelope-from で判定されるため、Fromアドレスに正しくSPFの設定をしていたとしても、 envelope-fromが意図しないアドレスになっているために迷惑メールとして判定される可能性が高くなります。

Return-Pathとenvelope-fromを設定するには

WP Mail SMTPプラグインを使用するか、functions.phpへ追記する方法があります。
どちらの方法でも、一箇所を設定すればReturn-Pathとenvelope-fromの両方へ反映されます。

WP Mail SMTPの場合、プラグインを有効化して「送信元アドレスを返信先 (return-path) として設定」にチェックを入れるだけで簡単です。

プラグインを使用したくない場合、以下のサイトを参考にfunctions.phpへ追記を行うとReturn-Pathとenvelope-fromが設定されました。
https://kaminarimagazine.com/web/2017/07/25/wordpress%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3-contact-form-7-%E3%81%A7%E9%80%81%E4%BF%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AB-return-path%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99/

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